特殊清掃業という職業が、近年漫画化され注目されています。 通常の清掃では到底落とすことの出来ない酷い汚れ、悪臭などを取り除くためにこの特殊清掃は存在しています。 特に特殊清掃の仕事で注目されているのが死後長く放置されていた部屋の清掃業務です。 これは非常に難しい仕事で、体力はもちろんですが、何より精神的な負担がかなり大きな仕事です。 多くの方が疑問に思われているのが、特殊清掃は遺体の処理も行うか?ということです。 これは基本的に「いいえ」と答えられます。 特殊清掃はまず警察が遺体を回収した後の部屋の清掃をします。 一人暮らしで密室の中に閉じ込められている状態では、どうしても発見に遅れが出る場合があります。病気や老衰による孤独死であっても、事件性のある死でも、まずは一度身元や死因などを調べるために警察が遺体を回収する必要があります。 特殊清掃はこの遺体の回収が終わってから行うものです。 しかし、基本的には「いいえ」ということは、場合によっては遺体の一部を回収する可能性もあります。 一例を挙げると、お風呂の中で亡くなった方などの遺体は、水が濁って内部がよく見えず、完全には回収出来ないことがあります。そのため清掃中に遺体の一部が発見されたということもあります。 こうした場所の清掃は、特に親しい人が行うことは非常に困難です。 ショッキングな場面に直面することで精神を病んでしまう恐れもあります。 もしも特殊清掃が必要だと感じたら、すぐに当サイトにご相談ください。