特殊清掃が必要な現場では、汚れよりも臭いに悩まされる現場も少なくないようです。
特に発見までに時間がかかった現場などであれば遺留品に体液などが染みついていることもあります。
そのため、特殊清掃をしてきれいになったお部屋でも、しみこんだ臭いが落ちずになかなか生活できる状況に戻せないことがあるそうです。
臭いのしみこんだ不用品を残しておくことで、消臭を行っても再び臭いが発生する原因になってしまうのです。そんな時に、行うのが家財の撤去です。
臭いを元から断つ事で臭いの再発を防ぐ方法となります。
また、家財道具をそのまま残していても再使用するのは難しいので、いっそのこと処分してしまったほうが清掃がはかどることもあります。
遺品を処分してしまうのは、抵抗があるかもしれませんが、不用品処分という形ではなく、遺品整理するという方法もありますので、家の中にそういったものが残っているようでしたら整理してしまうことも検討されてはいかがでしょうか?また、残された家族ですべての遺品を分別するのは大変な作業ですので、特殊清掃と一緒に遺品整理を依頼するのも残された家族の負担を減らす方法の一つと言えるでしょう。