自殺現場や遺体に遭遇することなんて珍しいことです。しかしもし自分の身近で起こったときにどうするか知識があると少しでも違うのではないでしょうか。
遺体が存在していた現場で一番やっかいなのは死臭や血の汚れかと思います。特に死臭は目にみえないのでやっかいですよね。
自力で死臭をなくすことはまず不可能だといわれています。
死臭は遺体があった場所からするのは当然です。その場所や布団などを掃除するだけでは死臭はなくならないことが多いです。
意外かと思うかもしれませんが、部屋に置いてある家具や電気製品にも死臭が付着しているのです。また、カーテンやレール、その部屋のほこりなどにも死臭がついています。プロの方に頼むとこれらもすべて対応していただけます。また、床や天井なども特殊な消臭をしてくれます。なかなか自分でここまでできないですよね。
もちろん最後には死臭がないか念入りに何度もチェックしてくれるようです。消臭できていない場所があれば原因を探し、消臭するまでやってくれる業者も見あります。
また死臭だけではなく体液があった場合も自分で処理しない方がいいでしょう。見えないうちに体液が垂れていたら、そこからまた臭いがしてきます。
一人で処理する前に特殊清掃のプロに相談してみることをお勧めします。