ご家族が高齢であり、余命があまり長くない状態にある場合、病院や自宅で息を引き取ることが多くのご家庭であることでしょう。昨日まで元気だったのにと故人を惜しむ場合がほとんどです。そうしたご家庭では遺品整理や葬式をその日のうちに段取りを決めて、火葬を行いお骨拾いを終えて、亡くなられた方を弔います。では、家族の誰も故人の発見が出来なかった場合はどうなるのでしょうか。とても痛ましいことではありますが、ご家族と離れて一人暮らしを続けている場合は、急な病気にも対応してくれる人が居ないため、助けることが出来なくなってしまいます。そればかりかしっかりと弔うことが出来なくなるほど腐敗が進んでしまうと、ご遺体を見ること無く供養をすることとなってしまいます。腐敗がした状態での遺品整理はとても苦しいものであり、腐敗したご遺体に対面してしまうことは日々の生活に大きなショックとなってくるため相当の覚悟が必要です。そうしたお部屋の掃除には、特殊清掃を行っている業者にお願いしてみることが最善の手段と言えるでしょう。特殊清掃を行っている人たちは、そうしたご遺体を丁寧に扱っていただきながら、お部屋の清掃を行ってくれるため、一人で息を引き取った方の対応に長けているのです。誰かがやらなければならないことを、代行してくれるサービスはとても苦しいものです。生前の記憶を生きていた当初のままで覚えておきたいのであれば、業者にお願いすることが最善であると言えるのです。